
着替えは毎日行わなければなりませんが、体に麻痺などがある人は介助がなければ着替えが難しいので、衣服を脱ぐ時の介助のポイントについてご紹介いたします。
着替えは着患脱健が基本なので、衣服を着る時には患側の腕や足から通して、脱ぐ時には麻痺などがない健常の方から行うことにより、スムーズに着脱することができますよ。
まずは、利用者さんへの声がけを行い、衣服を脱ぐ時には麻痺がない方の健側の腕から脱いでもらいますが、脱ぎづらい丸首タイプのシャツを着用している場合には、手伝いはしつつ、ご自身でできる部分は一人でやってもらうようにしましょう。
麻痺のある方の腕は健側の手で袖口を持ち、腕からシャツを引き抜くことで着脱することができるのです。