
自分の力で歩くのが難しいという場合には、杖を使って歩行するという方も多いかもしれませんが、歩行の前に杖をしっかりと点検しておく必要がありますよ。
確認ポイントの一つは杖の突く部分であり、使用していると亀裂が入ったり、擦り減っていることも考えられますので、交換して正常な状態の物を使いましょう。
ちょうど良い杖の長さとは、使う人の身長に合わせて合わせる必要がありますので、直立になって手首の部分に持ち手が来るように調整しましょう。
杖を使って歩行する際には、杖を前に出してから患部側の足、健常な足という順番の歩行が基本的な形になっています。
麻痺側の方に体が傾いてバランスを崩してしまうことが考えられますので、介助する際にはリスクを理解した上でサポートするようにしましょう。