
寝たきりの人の介助を行う場合に、もっとも注意しなければならないのが「床ずれ」ですから、予防のための知識を知っておきましょう。
椅子やベッドなどで、いつも同じ姿勢で居ると、体重などの重さにより血管が圧迫されて、血行不良になり、床ずれという傷が体にできてしまいますので、お尻や踵や肘などの骨の出っ張りがある箇所には注意が必要ですよ。
床ずれを発症してしまうと痛みを感じたり、化膿してしまい治りにくくなってしまいますので、小まめに保湿を行ったり傷を洗浄してケアする必要がありますし、治療費などがかかってしまうのです。
床ずれは、介護される人がずっと同じ姿勢でテレビなどを見ていたり、栄養の偏った食事をしているとなりやすいのです。
予防のためにはスキンケアを行ったり、数時間ごとに体位を変えたり、バランスの良い食事を摂るようにしましょう。